塩沢商工地域デザインコース生徒現場見学

10月7日の秋晴れの中、塩沢商工高校地域デザインコース2年生23名(他に教員3名、協会関係者5名)による新潟県建設業協会主催の現場見学会がありました。

見学先は、奥清津発電所と関越トンネルの2施設を1日かけて学習しました。

奥清津発電所は、揚水式ダム発電所で水力発電の特徴である発電指令から数分で電力の供給ができること(昼間の需要ピーク時に対応。ここでは、約7.5h/日の稼働)、水力式としては国内2番目の発電能力(max160万kw)を誇ることなど説明を受けながら発電施設や下池(二居ダム)の天端を見学しました。国立公園のど真ん中に位置するこの場所は、薄っすらと紅葉が始まった感がありました。

関越トンネルは普段入れない避難坑に入り、電気施設や吸排気システムなど普段は目に触れない大規模な施設を間近で見学しました。

見学時は、巨大送風機がメンテナンス中で作業している風景を見るチャンスに恵まれました。

同校の2年生は、令和2年度学科改編に伴う第1期生で、括り募集で入学した1年生時に2年生からの「地域デザインコース(土木技術系)」と「機械システムコース(機械技術系)」を選択しています。

今回の見学は、2年生時に「地域デザインコース」に進んだ24名の内の23名が参加しました。

当協会は、今後1年生から3年生に渡り学校側と連携を図り、座学及び実習・体験などを支援していく予定となっております。

          

         

奥清津発電所送水管

二居ダムの天端

          

         

換気塔付帯管理用階段
(工事中はエレベーターであった)

谷川側管理地内

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